買い物 2005 10 11
デパートなどのバーゲンセールでは、
つい周囲の熱気に、のみ込まれて、余計なものまで買ってしまいます。
これは、株式市場も、同じでしょうか。
今回、急上昇した銘柄を見てみてみますと、
大部分が、PERが10倍台の割安銘柄だったのですが、
どさくさに紛れて、PERが50倍を超える銘柄が、いくつか急騰していました。
新興市場の成長銘柄ならばともかく、
東証一部で超大型株なのに、PERが50倍を超えていているのです。
これは、どう考えても説明がつかない株価です。
まるで、2年先か3年先の業績まで、先取りしてしまったような株価です。
おそらく、PERよりも、流動性が重視されたのだと思います。
企業名が国際的に有名で、大きな流動性があれば、PERは気にしなかったのでしょう。
こういう点からも、9月の急騰相場の性格が、わかります。